4.雲走る
作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子
昨日見た夢の續き 強く念じていた
ガラス越し目が合った ほんの一瞬
昨日見た夢の續き 強く念じていた
赤信號 目の前で こんな偶然
まるでタイムスリップしたように
頭がぼんやりして
樂しみにしてた映畫なんて
もうどうでもいい
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
空にぽかんと浮かんだまま
さよならした朝の續き
始まるような氣がした
もう一度會いたかったの
本當はずっと
みんな大人になっていくけれど
私は時が止まったように
ずっと何にも變わらない
あんたのせいだよ
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
空にぽかんと浮かんだまま
キラキラしていたあんたの目
真っ黑に燒けた大きな手
ハンドルをギュッと握りしめて
アクセルを踏みました
おさまりかけていた歡聲が
野球ボ一ルのノックの音が
頭の中を響き渡る
野球ボ一ルのノックの音が
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
離れる車の上 雲が走る
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